宇宙人情報の国家当局決定会議開催へ・来たるべき時に備え
地球外知的生命(宇宙人)が見つかった場合の公的な通報先をどこにするかを決める会議が、兵庫県立西はりま天文台で11月4日に開かれる。
世界中の天文学者らが、発見の一番乗りを目指し参加している「地球外知的生命体探査(SETI)」に、国内で参加している研究者ら約30人が、日本における地球外知的生命体情報の管理先となる「国家当局」を決めるもの。
国際天文学連合(IAU)は、宇宙人とコンタクトできた場合、「信頼しうる証拠と判明するまで公開してはならない」とし、「関連する国家当局に通報する」と定めている。天文台などの関係機関で信号を精査し、確実となった時だけIAUを通じて国連事務総長らに報告され、その後世界に発表される。
しかし日本では、国家当局がどこかがまだ決まっていない。そこで、西はりま天文台が音頭をとり「来たるべき時」に備えるべきとし会議が決まった。
SETIは、宇宙の電磁波などを分析し、知的生命体が発信する情報を探す研究の総称で。米国を中心に、1960年代にスタート。個人の天文ファンでも、インターネットを通じて、宇宙からの信号データの解析に参加できる。
宇宙人からの信号はいまだ発見できていないが、同天文台の鳴沢真也主任研究員は「例えば今夜見つけたとしても判断に迷う。天文学会に任せるのか、どうするのか。方針を決めたい」としている。
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