カテゴリー「宇宙関連」の37件の記事

2009年12月 4日 (金)

太陽程の恒星に木星の10倍の惑星が二つ・直接撮影に成功

P535785511507 太陽とほぼ同サイズの恒星をまわる2つの巨大惑星の撮影に国立天文台などの研究チームが成功した。すばる望遠鏡(米ハワイ島)が使われた。

巨大惑星の大きさは、いずれも木星の10倍以上で、こと座の方向に約50光年離れた場所で見つかった。

通常は恒星の明るさが邪魔をして見ることができないが、今回は特殊な装置で恒星の光を遮り撮影に成功したという。

恒星と惑星の距離は、太陽系で示すと天王星や海王星ほどといい、これほど恒星から離れた位置に巨大惑星が二つあることは、これまでの理論では考え難いことという。

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2009年12月 3日 (木)

火星の隕石、やはり「生命の痕跡」だった・NASA新証拠発表

P76880087008 1996年に生命の痕跡かどうかで論争となった火星の隕石について、NASAの研究チームが新たに行った分析結果で、生命の痕跡があるとする新証拠を発表した。

研究チームは、最新の電子顕微鏡を使って隕石に含まれる磁鉄鉱の結晶を分析、その結果、生命の痕跡とみられる部分は、熱や衝撃で生成されたものではなく、ある種の細菌が体内で作り出したと考える方が妥当とする結論に至った。

同隕石(ALH84001)についてNASAが1996年に「微生物の痕跡が残っている」と大々的に発表したが、証拠が不十分で、これまで論争が続いていた。

同隕石は1984年に米調査隊が発見、調べたところ、約1600万年前に火星から飛び出し、約1万3000年前に南極に落下したものであることがわかり、またその際、微生物らしき形状の部分(画像)を発見した。

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2009年11月18日 (水)

火星への有人飛行想定実験・模擬宇宙船520日滞在・ロシア

Nasaorion 火星への有人飛行を想定した模擬実験が来年ロシアで始まる。ロシア宇宙庁と科学アカデミーが「火星500」と名し準備を進めてきたもので、火星と地球の往復に要する520日間を被験者が模擬宇宙船に滞在して実験を行う。

(画像:NASAが開発中の次世代有人飛行船オリオン)

模擬宇宙船は総面積約550平方メートルで、円筒形の操縦棟、居住棟、医務棟など5棟で構成され、天井は3メートルで窓が無く圧迫感があるが、内装に木が使われるなど心理的な配慮もされているという。

地球と火星を現在の宇宙船で往復するには520日かかる計算という。この間、故障や事故による緊急脱出や水・食料の補給は不可能。自力で補修や修理を行わなければならない。けがや病気の治療も船内で対処するしかない。

実験は本番を想定して、被験者は宇宙船内から1歩も出ずに生活、けがや病気は医務棟だけで治療、機器の修理は自力で行う。毎日8時間が実験や検査にあてられ、体力保持のため自転車こぎを1時間行うという。サウナやシャワーも完備、唯一の娯楽はテレビという。

被験者の日々のデータから、ストレス、記憶力、視聴覚、内臓機能、生殖能力などの変化がわかり、総合的な判断で、2012年に火星への有人飛行の可否について結論を出すとしている。

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2009年11月14日 (土)

月に水の存在を確認・月探査機エルクロス実験結果・NASA

Lcrossimpact 米航空宇宙局(NASA)は、月探査機エルクロス(LCROSS)による衝突実験の結果、月の表層内部に水の存在が確認できたと発表した。

衝突実験は月の南極付近のクレーターで行われ、衝突の結果、約90リットル相当の水分が飛散したこととが判明した。

水の存在で、酸素と燃料用の水素が得られることとなり、月の基地建設計画にとって大きな好材料となる。

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2009年10月30日 (金)

スペースシャトル後継ロケット「アレス1ーX」の実験機打上げ

Aresx2009 スペースシャトルの後継ロケット「アレス1ーX」の実験機がケネディ宇宙センターから打ち上げられた。

アレス1は、月と火星への有人飛行を目指すNASAの「コンステレーション計画」に基いて開発されたロケットで、2011年までに5回の打ち上げ試験を予定している。

2012年以降はアレス1-Yと呼ばれる打ち上げ試験が行われ、その後、有人宇宙船「オリオン」を乗せたアレス1ロケットが打ち上げられる予定。

(画像:打上げを待つ「アレス1-X」実験機)

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2009年10月 9日 (金)

土星に超巨大な輪・半径1250万KM・赤外線観測で発見・米

Photo 土星に太陽系最大の巨大な輪が存在していることを、米バージニア大などの観測チームが発見した。

新たに見つかった輪の半径は、土星の半径の128~207倍にあたる770万~1250万キロ・メートルで、厚みは240万キロ・メートルもあった。

密度が低く、これまで見つかっていなかったが、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡による赤外線観測により見つかった。

輪が地球から見えたとすれば、満月の2倍の大きさに見えるという。

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2009年9月24日 (木)

月の岩石に水成分・太陽風から水素イオン・米印研究チーム

Photo_4 月の地表に分布する岩石に、水か水酸化物が少量含まれていることが、米国とインドの研究チームの分析結果でわかった。

米ブラウン大やインド宇宙研究機関(ISRO)などの研究チームが、インドの無人探査機「チャンドラヤーン1号」に搭載された米航空宇宙局(NASA)の装置による観測データーを分析した結果、岩石の表層数ミリに、水か水酸化物が少量含まれていることがわかった。

(画像:アポロ12号が持ち帰った月の石/NASA)

Photo_5 大気も川も海も存在しない月の岩石に水成分が含まれていた理由は、太陽から放出される電離粒子「太陽風」に含まれる水素イオンが、月面の酸素を多く含む粒子と反応して生じた可能性が高いという。

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2009年9月17日 (木)

太陽系外で地球型惑星発見・昼摂氏2000度、環境は超過酷

Photo 欧州南天天文台が、太陽系外で地球型の地表を有する惑星の存在を確認したと発表した。

同惑星は、欧州宇宙機関のコロー宇宙望遠鏡で2008年に発見され「コロー7b」と名付けられ、欧州の各天文台が観測を続けていた。

「コロー7b」は地球から約500光年離れた一角獣座の中にあり、質量は地球の約5倍。木星や土星のようなガス惑星とは異なり、地球のように地表が確認された。ただ、恒星に極めて近い位置にあり、大気がなく、昼間は摂氏2000度超、夜間は摂氏マイナス200度にもなり、生命が存続できる環境ではないという。

(画像:発見されたコロー7b/欧州南天天文台提供)

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2009年8月18日 (火)

彗星から生命の源「アミノ酸」発見、NASA彗星探査機が採取

09081818363 NASAの彗星探査機「スターダスト」が採取した塵から、生命誕生に欠かせないアミノ酸の一種「グリシン」が発見された。

スターダストは、ビルト第2彗星に接近して塵を採取。NASAで分析が進められていた。

生命誕生にかかせないアミノ酸が発見されたことは、生命の源を構成する物質が宇宙に存在するということを証明したこととなる。また、地球上の生命は、彗星がもたらしたアミノ酸で誕生したとする説の裏付けともなる。

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2009年8月10日 (月)

NASA探査機「ケプラー」が木星サイズの太陽系外惑星を発見

Photo 米航空宇宙局NASAの太陽系外惑星探査機「ケプラー」が、「HAT P-7」と呼ばれる星を周回する系外惑星を発見した。

ケプラーは惑星の大気検出にも成功した。同惑星はガス状で、木星よりやや大きく、「HAT P-7」星を2.2日間で周回しているという。

また、「HAT P-7」星と惑星の距離は、地球と太陽の距離の26分の1と接近しており、表面温度は最高地点で2,200度にも達しているという。

(画像:ケプラーが捉えた系外惑星)

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