投降タリバーン戦闘員1千人虐殺か・オバマ大統領調査指示
アフガニスタンで2001年、米国が支援する反タリバーン武装勢力「北部同盟」に投降したイスラム強硬派タリバーン戦闘員約1千人が、投降後に死亡した事件について、オバマ大統領は、ブッシュ前政権が北部同盟指導者の取り調べを拒んでいたとする疑いについて調査するよう指示を出したことがわかった。
投降したタリバーン戦闘員は、ドスタム将軍率いる部隊に拘束されたが、北部クンドゥズからシェベルガーンの拘置所に移送される際、コンテナトラックに押し込められたことが原因で死亡したと伝えられていた。
この事実の調査に際し、当時のブッシュ政権が抵抗を示したとされ、適切な捜査が行われないままとなっていた。このことにオバマ大統領が気づき調査するよう指示を出した。
ドスタム氏は社会主義政権時代の軍人で、1980年代、米国が支援していたイスラム戦闘員と交戦していたが、アフガン政局の混迷を受け転向、同時多発テロ後、アフガン軍事行動に乗り出した米国を支持し、米軍やCIAの支援を受けてタリバーンと戦った。
ドスタム氏は政敵となった元同盟相手を誘拐した疑いを持たれ、トルコで亡命生活を送っていたが、先月アフガンに帰国し、国防相に復職したとされる。
(画像:上/首都カブールを制圧した北部同盟・下/最高指揮者ドスタム将軍)
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