遡上したサケから残留農薬DDT検出される・東南アジアで汚染
産卵のため日本の川に遡上(そじょう)した鮭から、国内で製造と使用が禁止されているDDTなど毒性の強い有機塩素を含む農薬が残留していることが、東京大海洋研究所国際沿岸海洋研究センターの調査で分かった。
(画像:川を遡上する鮭)
DDTは国際条約で製造・使用が規制され、日本では1977以降使用が禁止されていることから、東南アジアの一部で使われているDDTなどがシャケ体内に取り込まれたとみている。
同センターは「全国のサケに波及している恐れがあり、食物連鎖を通じて生態系に影響する恐れもある」と指摘している。
研究センターは2004年から岩手県大槌町の大槌川や大槌湾で捕獲されたシロサケやサクラマス30匹で有機塩素の量や濃度を調査。全てに有機塩素が検出された。検出値は最大で0.006PPM。
人体には影響ないレベルとしているが、大量摂取は危険であろう。
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